3日め まずはLeeum Museumへ。SAMSUNGの創業者コレクションを美術館にしたもので、国際コンペで建物が設計されたことでも有名。でもわたしの興味は Mark Rothko の絵と、白磁&青磁です。
陶磁器が収蔵されている古美術館は、Mario Bottaの設計で、New YorkのGuggenhaim Museumを彷彿とさせる回り階段が印象的。この階段経由、展示室をみていきます。階ごとに青磁、白磁、粉青沙器(茶道の世界では三島ですね)と日本の美術展にきたらポスターになっちゃうような素晴らしいものが、ずらりと並んでいました。
現代美術館にも、いろいろ展示されていますが、なんといってもお目当てはRothko。以前、千葉県佐倉市にある川村記念美術館で観て以来、大好きなのです。といっても、作者が一緒でも作品の放つ力は一点一点違うもの。ということを、改めて感じさせられてしまいました。3点も展示が有ったのですが、わたしにはそこそこのもの、でした。
お昼は一旦友人宅へ帰って、階下に住む女子2人が作ってくれた「辛くないトッポッキ&韓国で結婚式の時にふるまわれる麺」というのをごちそうになりました。前の晩、一緒に飲んで仲良くなり、韓国の家庭のものが食べたいというわたしのリクエストに応えて作ってくれたのです。
焼いて干物にした白身の魚でとっただしでいただく、素麺風のものですが、さっぱりしていて美味しかった!連日辛いものを食べ過ぎてしんどかったので、シアワセ。
食後は、友人とマッサージへ。「鍼、スポーツマッサージ、どれがいい?予約しておくよ」と到着した日にいわれ、痛くないのがいいんだけど、とアロママッサージにしたわたし。
フットバスに浸かったあと、1時間マッサージしてもらったのですが、揉んでもらってわかったのが、自覚症状がなかった極度の首&肩こり。その後3日間ほど、全身のだるさと痛い状態が続きました。肩こりも放っておくと慢性化するんですね。
帰国前、最後の食事はやっぱり焼肉。といっても、日本では焼肉屋にいけば、牛・豚・鶏いろいろ選べますが、韓国では食べたいお肉の種類によって店を選ばなくてはいけません。今回は黒豚家というお店で。
カリカリに焼けた豚バラに、塩辛(写真右手にみえる小さい入れ物)をつけて食べる、という不思議な食べ方が美味しかったです。