雪輪

パリ ③

帰国早々仕事に追われブログ更新遅れてます…一日一個めざします。

まずは予約を21時に変更してもらったレストランに向かいます。日本と違って21時頃はまだ夕暮れ状態。

エッフェル塔がよくみえるアルマ橋近くの　Le Nabuchodonosor　というレストラン。予約の返信メールが素っ気なかったので、大丈夫かな～と思っていたら、予想通り英語のできる人がいません。まさにカタコト。

それでもなんとか前菜・メイン・デザート各3種の説明を聞き、なんとなく理解した上で注文。でてきた9種類の中で、わたしが気に入った組み合わせがこれです。

フォアグラがカニのスープの中でこゆ～く存在を主張する一皿。

ピン甘ですみませんが、牛リブロースのグリル。さすが農産国フランス。お肉にコクがあります。

これが絶品。おなかが苦しかったのに、「おいし～いぃ」と悲鳴をあげていた息子。ラズベリーの隠れているフィナンシェの上にフランボワーズのグラッセ。泣けます！

こちらの食事ではオチがあって、支払いをしようとしたら、なんと、カードが受け付けてもらえない。そこで気がつきました。そのカードはＪＣＢだったのです。またやってしまいました。かなり前に一度懲りていて、海外ではmasterかVISAでないと、このようなことがおきるのでした。

な・の・に！今回、出発前に張り切って航空会社のマイレージがたまるカードをつくったわたしは、そのカードしか持ってこなかったのです。しまった～と焦る気持ちをおくびにもださず（連れが不安がるので）「ちょっと、現金おろしてくるわ～」と、真夜中近くの街にでていったわたしでした。わたしが帰ってくるまで、連れのふたりは「もし、お金がおろせなかったら皿洗いするのかな？」とまじで考えていたようです。なわけないでしょ！！

お料理だけでなく、お店の人たちの楽しさに満足しての帰り道。エッフェル塔がきれいでした。

パリ ②

シャルルドゴールに着いたのは５月１日メーデーでした。日本ではニュースでちらりと取り上げられるくらいですが、欧米では祝日で３連休、パリは世界各国の観光客でごったがえしています。

しかも、不況のためか市内はワーキングクラスの人たちが大規模なデモを行い、主要道路は封鎖状態です。空港からホテルへの送迎はツアー内容にふくまれており、それが高齢者と子ども連れに素敵と思っていたのに、一向にホテルに辿り着けません。

バスティーユからリヨンへの道がデモ隊と警察の衝突で封鎖、Uターン。レピュブリックを過ぎ、サンマルタン門まで行っておいて、なぜかオテルドヴィル、シテ島、サンジェルマンデプレ、果てはモンパルナスタワーがみえたときには頭がくらっとしました。市内観光は申し込んでいない！！

飛行機酔い＋荒い運転に３人とも吐き気が。サンマルタン門の5～6ブロック先がわたしたちのホテルだったので、運転手も「Premier, Berｇere～」と言っているのに、現地係員は「いやさきにリヨンに」などと、若いくせに頭が固いです。

「自分でいきますからメトロの近くで降ろしてください。吐きそうです。」と頼んでも「いや、確認とらないと。」「いいそうですけど、こちらに一筆書いてください。」　停車すらしてくれず、一筆書いてもなかなか降ろしてくれず、車はモンパルナスタワーの周りをぐるぐる回っています。

やっと降ろしてもらえたところで母がダウン。しかもメトロの近くでもなんでもない。最寄駅を尋ねると、地図に駅名もないAlesia駅。運転手は「トイレにいきたいんじゃないわけ？」といっています。「現地係員のくせにフランス語できないのか！日本語も理解遅いし！」

ぐったりしている母をカフェで休ませ、人に道をききながらメトロへ行き、目的地のメトロ駅からさんざ迷って、ホテルに着いたのは20時でした。空港をでてから3時間以上。道が空いていれば30分なのに。ホテルで待ってる係員も、メトロで行くって連絡受けているのだから、遅ければ駅まで迎えにきてくれてもいいよね、歩いて2分なんだから。2時間もなにしてたわけ？携帯の番号聞いていかなかったわたしもうっかりしているけど。

メーデーのデモで不可抗力は仕方ないけど、臨機応変から程遠い対応に、JTBも落ちたものだとがっかりしました。もう二度とツアーでは行かないぞ。自分で手配するより安いという理由で生まれて初めてのツアーにうっかり申し込んだことに後悔。帰国したら文句いいます。（怒りマークでまくりの文章ですみません）

パリにて ①

なぜかご縁のありますパリ。

２月にアーツ＆クラフツ展をみて、モリスのレッドハウスにいきたいなぁとつい口にしたところ、息子に、「俺はパリにいきたいって前からいってるけど」といわれてしまいました。のだめを読んで、パリのおいしそうなバゲットに魅せられて以来、今度海外へ行くならパリ、と思っていたようです。

そういえば、かなり前に「一度パリに行ってみたい」と母が言っていたことを思い出し、春休みにでも行ってみようかとお値段を調べたりしていました。でも、夫は「俺は休めないなぁ」。母は「３月は忙しくてお店抜けられないな～」。

そこで、GW前後にでも、と計画していたところ、「（娘は）まだ小さいから俺が実家に連れてくよ」と夫。きらり、なんて素晴らしい夫でしょうか！結局、息子＋母の３人で行くことに。思えば、なぜかパリへ誘われることの多い私。数えてみるとなんと６回目。自分の意思で来たのはそのうち２回だけ。

GWなんてお高い時に出国するなんてアホ！といい続けていたのに自分が行くことになるとは。帰国時のテレビカメラには絶対映らないようにしなければ。

ハーバルセラピスト講座はじまる

高い受講料に即決できず、めずらしく1ヶ月ほど悩んただのち受講を決めたハーバルセラピストの講座。とうとうはじまりました。

受講生はみんなで11名。過呼吸になってハーブにすくわれたという若い女性や交通事故の後遺症に苦しみ、ハーブを代替医療として学びたいという男性、オフィスでいい香りを楽しみたいという女性建築家など多様な人々が集まっています。

もともと、授業を受けるという行為自体が好きなので（ただし興味のあることに限る）、久しぶりの講義感に幸福を感じつつ、意外に厳しそうな講師に教わっています。

講座自体は6月いっぱいなので、あっという間に終わりそうですが、11月の試験までモチベーションを保って勉強していけるよう、がんばらなくては！です。

友人と料理会

たま～にですが、くいしんぼうな友人家族と料理会なるものをもちます。家族ぐるみのおつきあいなのですが、集まる時には必ず「おいしいもの」をつくることになっています。

先日一年ぶりに集まった時は、わたしがガスオーブンを導入したお披露目ということで、オーブン料理をしよう！とココット料理にしました。

豚塊肉とカブのココット、春きゃべつとりんごのサラダ、いちぢくとクリームチーズのパウンドケーキです。
ちなみに、写真を撮り忘れてしまいましたが、お昼につくった佐渡特産・フグの子の粕漬けをオリーブオイルでのばしたソースで食べたパスタも絶品でした～

デジカメ講座の写真展

職場で行ったデジカメ講座「サクラを知ろう」の作品展が世田谷区立宮本三郎記念美術館で行われています。

デジカメ講座は昨年に続き2回目で、須藤正男先生に習っています。この先生がとてもユニークで、「写真は逆光で撮れ」　「光をみて」　など、露出がどうとかいった技術的なことでない、意識の持ち方でうまく撮れるようになるアドバイスを連発してくださいます。

仕事ながら、先生のおかげですっかり写真が好きになり、とうとうデジタル一眼レフも予約してしまいました…

展示は25日までです。

一戸建ての野望

とうとうやってきてしまいました。そんな野望を持つ日が。

建築学科に入ったときから、いつか自分の家が設計できたらなぁとは思っていましたが、東京、ましてや世田谷ではそれは無理だろうと諦めていました。

ところが、ちゃりんこ爆走通勤していても目に入るのです。あちこちの空き地が動かない様子が。問い合わせてみると、なんとびっくり、物件によっては2000万円以上値下がりしているのです。

100年に一度の金融危機は、100年に一度の住宅取得機会でもあるようなのです。
なんでも、ここ3年が購入のチャンスとか…調べてみると、住宅取得減税も以前より数倍の規模になっています。

試算してみると、新しい家に住んだほうが、今よりとってもお得な生活ができそう…
上空を送電線が走っていることを気づかずに購入してしまった今のマンションから、脱出できるかもしれません。

息子とお稽古

お抹茶のすきな息子は、気が向くとお稽古についてくることがあります。

一度夏休みに誘ったときは、「緊張したけど楽しかった」ようです。

5月にお茶会に参加する機会があるため、戴き方を教えていただきました。

わたしがお菓子をいただいている間に、「お茶点ててみる？」と先生に誘っていただき、初点前をさせてもらいました。かなり楽しかったようです。「まぁ～上手ね。たまにお稽古にいらっしゃい」と褒め上手な先生に、ついうなずいている彼でしたが、実際、ダマもなく、ふんわりとおいしいお抹茶でした。

春の交通安全週間

生まれて初めて白バイに追跡されてしまいました。交通違反です。

すごい勢いで後ろから白バイが近づいてきたので、「事件か！？」ときょろきょろしていたのですが、わたしでした。

「は～い、ゆっくりスピード落として左に寄ってくださいね～」

やさしい口調で語られました。「あの交差点はUターン禁止ですよ～」

仕事で経堂へ申請書を提出しにいった帰り、午後の仕事に間に合うよう急いでいたわたしは、代田の交差点で、ついやってしまったのです。

「主な幹線道路はUターン禁止なんですよ」
初めてキップなるものをもらいました。6000円也。今日のお仕事はボランティアとなりました（涙）それよりも、ゴールド免許を失うことが悲しい。自動車保険は高くなるのでしょうね…

ラムのいちぢくソース

などときけば、かなり真面目にお料理したようですが、実はいちぢくとチーズのパウンドケーキを作った際、いちぢくを赤ワインで煮たソースが捨てられなくて、そのソースのために考えたメニューです。

フルーツのソースは鴨やラムにとてもよく合いますよね！本当は鴨で食べてみたかったのですが、近所のスーパーにはラムしか売っていませんでした…

つけあわせは、冷蔵庫にあるもので適当に考えたのですが、エリンギをグリルしてベビーリーフとバルサミコであえたものが、かなりおいしかったです。