シャルルドゴールに着いたのは5月1日メーデーでした。日本ではニュースでちらりと取り上げられるくらいですが、欧米では祝日で3連休、パリは世界各国の観光客でごったがえしています。
しかも、不況のためか市内はワーキングクラスの人たちが大規模なデモを行い、主要道路は封鎖状態です。空港からホテルへの送迎はツアー内容にふくまれており、それが高齢者と子ども連れに素敵と思っていたのに、一向にホテルに辿り着けません。
バスティーユからリヨンへの道がデモ隊と警察の衝突で封鎖、Uターン。レピュブリックを過ぎ、サンマルタン門まで行っておいて、なぜかオテルドヴィル、シテ島、サンジェルマンデプレ、果てはモンパルナスタワーがみえたときには頭がくらっとしました。市内観光は申し込んでいない!!
飛行機酔い+荒い運転に3人とも吐き気が。サンマルタン門の5~6ブロック先がわたしたちのホテルだったので、運転手も「Premier, Bergere~」と言っているのに、現地係員は「いやさきにリヨンに」などと、若いくせに頭が固いです。
「自分でいきますからメトロの近くで降ろしてください。吐きそうです。」と頼んでも「いや、確認とらないと。」「いいそうですけど、こちらに一筆書いてください。」 停車すらしてくれず、一筆書いてもなかなか降ろしてくれず、車はモンパルナスタワーの周りをぐるぐる回っています。
やっと降ろしてもらえたところで母がダウン。しかもメトロの近くでもなんでもない。最寄駅を尋ねると、地図に駅名もないAlesia駅。運転手は「トイレにいきたいんじゃないわけ?」といっています。「現地係員のくせにフランス語できないのか!日本語も理解遅いし!」
ぐったりしている母をカフェで休ませ、人に道をききながらメトロへ行き、目的地のメトロ駅からさんざ迷って、ホテルに着いたのは20時でした。空港をでてから3時間以上。道が空いていれば30分なのに。ホテルで待ってる係員も、メトロで行くって連絡受けているのだから、遅ければ駅まで迎えにきてくれてもいいよね、歩いて2分なんだから。2時間もなにしてたわけ?携帯の番号聞いていかなかったわたしもうっかりしているけど。
メーデーのデモで不可抗力は仕方ないけど、臨機応変から程遠い対応に、JTBも落ちたものだとがっかりしました。もう二度とツアーでは行かないぞ。自分で手配するより安いという理由で生まれて初めてのツアーにうっかり申し込んだことに後悔。帰国したら文句いいます。(怒りマークでまくりの文章ですみません)
がんばれ雪輪ちゃん!って、このコメントはパリに届くのかしら?!
投稿情報: Peco | 2009年5 月 4日 (月) 17:39
初日から大変だったのね。お疲れさま~。。。
あっという間の最終日?早いね。
元気に無事帰ってきてください。
おみやげは無理しないでね~。。。
それにしてもコメントがパリに届いているなんて~
素敵~。。。便利な世の中にびっくり!
投稿情報: おーみつ。。。 | 2009年5 月 4日 (月) 20:06