今日は友人が主宰する料理教室があるので、別行動です。タクシーを呼んでもらい、伝統的な韓屋(Hanok)が多く残っている北村(Bukchon)へ向いました。料金がいくら位かかるか友人に尋ねてもらっておきましたが、実際もっと高く、しかもお釣りをごまかされてしまいました。言葉が通じないと交渉って難しいですね。
さて、日本で経堂にある茶房李白に行くようになって、韓屋に興味にもつようになったのですが、そんな韓屋がずうっと並んでいます。まちなみで保存されているのが素晴らしい。
そして、改修中の民家を発見。
さらには、地区内に新築中の韓屋も発見。なんと石場建て。傍らには、元の建物から下ろしたであろう古い瓦も出番を待っていました。屋根の棟木に築年月を書くのも日本と同じ?というより韓国からの伝統を日本でもやっていただけかもしれません。
散々歩きまわり、疲れ果て、でも韓屋カフェでお茶したいというところは譲らずにみつけたのがこちら、チャマシヌントゥルという中庭が美しいカフェ。新築のようだけど、十分素敵。
カボチャの蒸しケーキとレモンのお茶をいただきました。その昔、韓国では庶民はお茶の葉を用いることが禁じられていたそうで、そのために果実や野菜といった材料のお茶が発達しているのだそうです。いろんな薬効が書かれていて、選ぶのにかなり迷いました。
その後は仁寺洞でお土産探し。自分にひとつ、茶碗を買おうと思って探しました。日本にいるときには青磁を買おうと思っていたのですが、やはりお茶の色が映えるものいいと思い直し、三島か伊羅保に心変わり。そして、気に入ったのがこれ。伊羅保茶碗です。
ちょっと荒々しいのですが、どんなふうに色が変わっていくか楽しみです。
夜、日本から持ってきた干菓子と抹茶で一服点てたところ、友人の旦那さまが抹茶を大層気に入って、「今度窯元巡りをして茶碗を集めよう!」と言っていました。茶道の国際交流成功?
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