初めての土地は、ネットで情報収集です。オレゴン州などという日本人の少ない地域は事前に本で調べようにも、なかなかありませんでした。まずは、google mapで空港と友人宅の位置関係をチェック!地図オタクなので訪問先の地図が頭に入ればもう心安いものです。
PDXから友人宅へ向かう車内、シカ出没注意サインが。まさに田舎です。友人宅の窓からは隣の牧場の牛や馬がのどかに草をはむ様子がみられました。
オレゴン州は日本からの時差マイナス17時間。そのため、15:20のフライトで約10時間飛んでも到着が同日の8:00。「機内でしっかり寝てこないとつらいよ~」
友人のアドバイスはもっともでしたが、どこでも寝られるわたしと違い繊細な息子は機内でなかなか睡眠がとれません。おつきあい&2回の食事をしているうちに現地入り。案の定、中学校の見学ではグロッキーな親子でした。
お世話になるかもしれない INZA R WOOD MIDDLE SCHOOL はどかんとオープンな教室レイアウトの学校。土地にゆとりがあるってこういうこと。ウイング状に広がってクラスルームや特別教室が散らばっています。アジア人がめずらしいらしく、生徒たちの視線が興味津々なのを感じます。
スクールツアーをしてくれたCATHYはとても気さくなコーディネーターで、図書室司書らしき男性もかなりフレンドリー。もし、入学したら初めての日本人留学生、とのコメントに日本人いない度の高さを感じ入ります…
そして夜は WISONVILLE HIGH SCHOOL の卒業式を見学。お隣の娘さんがちょうど主役。中学校とはうって変わった立派な校舎ですが、卒業式はなんとオープンエア。グラウンドの中央に演台が設けられての式です。卒業生は映画でよくみる◇の帽子にローブ姿。でも親たちはいたって普通の服装でした。
校長先生がユーモアたっぷりの方、さらに学校運営委員代表の方はさらに可笑しい、でも、スピーチの最後はこころにしみる内容…という素敵な卒業式でした。