雪輪

guamへ

息子の中学卒業を記念してグアムへ行ってきました。震災の直後でとても心苦しい気がしたのですが、ずいぶん前に予約してしまっていたので思い切って行きました。

なぜグアムかというと、息子がどうしても実弾射撃をしてみたいと言い続けていたため、日本から一番近いアメリカ・グアムになったのです。実際3時間のフライトで到着してしまうので、実家に帰ると同じくらいで着いてしまいます。

到着１日目に射撃へ。WORLD GUNSという日本人経営のお店は鍵のかかる牢屋状態のものものしい雰囲気。ガラスケースにずらりと並ぶ銃をみながら、撃ってみたい銃を選んでいきます。銃を選んだら会計を済ませ、クルマに積み込んで射撃場へと向かいます。他にも銃が好きでたまらないといった人たちが5人ほどご一緒です。

ヘッドホンのような防音器材をつけるのですが、とにかくものすごい衝撃音がします。銃によっていろんな音の違いがあり、わたしまでマニアックな気分になりました。

２日目はダイビングへ。ライセンスを取っただけでボートダイブをしたことのない息子と、久しぶりのわたしで、ちょっと不安な気持ちでポイントへと向かいます。でも、海のなかへ入ってしまえばカワイイおさかなたちの楽園。クマノミにハタタテダイ、好きなさかなに会えてすっかり満足です。

３日目は、ホテルのプールとビーチでのんびり過ごすことにしたのですが、日差しの強さが半端ない。しかも、スライダーに波の出るプール、流れるプール、フリーフォールのようなアトラクションといろいろあってなんだか忙しい…波の出るプールでは、ボディボードもできてこれが結構爽快。インストラクターが波にのせてくれるので、すぐにできてしまうのが楽しいのかな。でも、あっという間に日焼けしてしまい、家族全員真っ赤になってしまいました。

でも、とにかくほとんどの宿泊客が日本人か韓国人、ホテルのスタッフは日本語が上手なので、外国に来ている気がしなかったです。アメリカ本土より日本の方が近いのだから、当たり前かもしれませんが…

 

地震と原発

地震と津波、とても人間には太刀打ちできない自然の脅威を感じています。同じく、人間が制御できると思って利用してきた原子力の恐ろしさ…

でも、そんななかでも助け合う人々の姿、命がけで原発での作業にあたる人たちのことを思うと目頭が熱くなってきます。どうか、これ以上被害が拡大しませんように。

日本人のへそ

という井上ひさし作の舞台をみてきました。舞台美術が妹尾河童さんなので、一度みておきたいと思ってのことです。

歌あり踊りあり、どんでん返しありと面白いのですが、舞台の人間くささみたいな感じが疲れてしまいました。3時間という長さもあったかもしれません。

息子の受験が終わった…

とうとう、この一年気を揉んだ高校受験が終わりました。結果は無事第一志望に合格。嬉しかった～

自他ともに認める勉強しない受験生だったので、「こんなんでみんなに悪いな～」などと言っていました。でも、高専に行くのできっと入学後厳しい勉強に苦労することでしょう。

今週は都立の発表も終わり、今夜は仲良し4人が急遽うちでお泊まり会です。全員違う高校へ行ってしまうので、はめをはずして遊ぶのもいいか、と許可です。

いちご狩り

三浦半島の津久井浜観光農園というところで、いちご狩りをしてきました。4歳の娘が「白いのも食べてみる」というので様子をみていたら、すっぱそう。「どうだった？」と尋ねると、一言「食べてみて」。思い切って食べてみると、なんとあまい野菜のような味としゃきしゃきした食感でした。これはこれでありかな…

9月になりました

あたらしい仕事に就いて、1年が経ちました。以前のようにブログを更新出来なくなってしまいました。毎日があっという間に過ぎてしまい、こうして歳をとっていくのはいかがなものかしら、とも思います。こどもたちもどんどん成長していって、頼もしいやら、さみしいやらです。

ずいぶんと

すっかりブログ作成から遠ざかっていました。まじめな仕事を始めてしまい、ブログへ注ぐ時間がとれないでいました。でも、忘れず、できるときに書いていこう！と思うのでした。

長い夏休み

2週間、実家へ帰省しました。こんなに長期間帰ったのは何年ぶりでしょうか。せっかくなので、天体観測や海遊びをしようと思っていましたが、あいにくの冷夏。お天気はよくないし、海の水は冷やっこい。それでも、姪っ子の「体験ダイビングをしたい」発言のおかげで、息子と3人で12年ぶりのダイビングをし、おさかなたちの可愛さを再認識。自然の生き物には癒されます。

そして、佐渡の隠れた名所（とわたしは思っている）西三川ゴールドパークへ。息子の自由研究で取り上げる佐渡金山の調べ物というのが本来の目的ですが、砂金取りの体験が楽しいので、子どもたちは喜んでついてきます。観光バスがどんどん来ては、観光客が砂金取りをする、のですが、やっている人たちの一生懸命さがみていて面白いです。

取れた砂金がこれ。みどりのお皿に砂と水を入れて回し、底にたまった砂金をゲットする仕組みです。生まれて2回目の体験でしたが、初回に6つの砂金がとれ、子どもたちに「それってイラっとくる（怒）」といわれてしまいました。取れない人には、上手な係りの人が取ってくれるらしいです。

砂金を取ったあとに近くの海でスノーケリング。つい陽が落ちるまで遊んでしまい、きれいな夕日がみられてラッキーでした。

鎌倉へ

はじまるととまりません。だから病気といわれるのでしょうが、構いません。
次は鎌倉の神奈川県立近代美術館です。
もちろん、坂倉さんの設計です。展示は「建築家坂倉準三展」
内容は、数年前に東京ステーションギャラリーであった前川国男展の小規模版というところ。

この建物は以前より好きで、いい企画展があれば足を運んでいましたが、今回10年ぶりくらいです。建物としては、かなり老朽化が進んでいました。
なにより、一番すきな展示室が「耐震性に問題があることがわかったため」閉鎖されていたことです。あのロフトから下を眺めるのよかったのに…神奈川県さん、きちんと補修工事してください。

ちなみに、建物の周りを巨大な池が取り囲んでいるのですが、巨大なスッポンがおり、これまた巨大な鯉を襲って大きな水音をたてていました。行かれる方は池を眺める時間もおとりください。

軽井沢へ

キャンプに行ってきました。といっても6月末のことですけれど。
目的は、（家族には内緒ですが）世田谷区等々力から軽井沢へ移築された坂倉準三設計の住宅をみることです。豚インフルエンザの影響で5月の聴竹居をキャンセル後、ひさびさの建物をみるための企画、期待が高まります。

これは中庭からの眺めですが、どうということはない、といえばそうですが、戦後のもののない時代に質素な材料で簡素ながら心地よく設計された、と考えれば十分なのではないか。そう思わせる建物でした。

現在は、三國シェフのレストランとして使われていることも素敵です。利用されてこその建物ですし。そして、この中庭を囲むように建てられている別荘群が、また素敵でした。ワンルームなのに4500万円という破格のお値段…いいものは高い、と言うことでしょうか。